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土地の名義が祖父の名前だった場合の相続:服部忠典司法書士事務所(北九州)

二重の相続手続き

父親が亡くなったので、相続の手続を司法書士に依頼されたAさん。父親名義の土地を自分の名義にして欲しいとのことでした。

ところが、登記簿を確認すると、Aさんのお祖父さんが名義人として記載されていました。 どうやらお祖父さんの相続手続を長年放って置いたようです。

このような場合、'お祖父さんの相続手続'と'父親の相続手続'を二重に行わなければなりません。 つまり、'お祖父さんの代の相続人'と'父親の代の相続人'すべての協力が必要になるということです。

Aさんのお祖父さんの相続人を確認すると、子供は8人。うち5人は既に亡くなられていましたが、その5人の子供18人の名前があがり、結局、第1段階としてお祖父さんの名義を変えるために、相続人である合計22人の協力が必要であることが判明したのです。

連絡先の分からない方もいましたので、住所を調べて手紙を送り、皆さんに協力をお願いしました。 すると、一人の相続人が「名義はいらないが、協力する見返りにお金が欲しい」と要求してきました。いわゆるハンコ代です。その要求は連鎖し、結局全員に見返りとして各自10万円を支払うことになりました。

手続は完了しましたが、半年もの期間と多大な費用が掛かってしまいました。

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